さよならの僕ら

僕は僕を殺したい そんな別れだった
君の香りのパーカーを 洗濯機に入れて

消せない時間と 消費した時間が
同じではないんだ 笑えるよな

ほつれかけかけの糸を切ってしまった気がした
少しずつ 少しずつ 丁寧に
僕は優しいから気づかないふりをして
あれも これも どれも
なあニヒリズム 僕を食べて
なあニヒリズム 僕を救って

駅前の夜空は 星なんか見えなくて
ふと湧いてきた怒りは 誰に向いたのか
分かっているんだろう それでもあの日に
意味を問うても無駄と 決め込んでいる

もう何もいらないと そう洒落込んで歌った
さらばいつかの自分に すがる事はないだろう
元気でやれよ

ほつれかけの糸を切ってしまった気がした
少しずつ 少しずつ 丁寧に
僕は悲しいけど気づかないふりをして
生きる 生きる
絆された心にさよならの僕ら
少しずつ 少しずつ 丁寧に
飛び立つ朝焼けに 目を細めていても
大丈夫 大丈夫 大丈夫
なあニヒリズム 僕の中で
なあニヒリズム 永遠に
なあニヒリズム 生き続けて
なあニヒリズム 僕を救って

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